転職すべきか悩み中の後輩。元取締役が転職の注意点をアドバイス。

転職すべきか悩み中の後輩。元取締役が転職の注意点をアドバイス。

 

先日、後輩から連絡がありました。

「先輩、しばらくぶりです。実は転職を考えていて悩んでいます。できれば話を聞いてもらえませんか?」

 

かわいい後輩の頼みともあり、私自身も転職の際は、かなり熟考したので悩んでいる気持ちが手にとるようにわかりました。

二つ返事で了承し、喫茶店にて話を聞いてみました。そこからかれこれ4時間くらい話をしてみて気がついたこと。

後輩に対してアドバイスしたことを今回はネタとして書こうと思います。

転職に悩んでいる方がいれば、参考になると思うので、ぜひ読んでみてください。

 

「今の仕事にやりがいがもてない。」

話を聞いてみて、一番の問題だったのは、

「今の仕事にやりがいがもてなくなってしまった」ということでした。

後輩がどういう人物かというと、昔から人一番、努力家。

わからないことがあれば、熱心に自ら調べ行動できる人材です。

責任感も強いため、自分以外の人がわからず困っているのをみつけたら、

代わりに調べて上げて教えてあげたりと面倒見のよい一面も持っています。

そんな後輩が、「今の仕事にやりがいがもてない」といったので

話を聞いて見ると、原因はどうやら会社の方針変更のようです。

「ノルマ先行」「利益至上主義」になり、

納得して仕事ができなくなったということ。

 

「これって別に私じゃなくてもいいんじゃないの?」

「作業ばかりで中身がないじゃん」

と疑問に思うようになったとのことでした。

「仕事=作業」と思っている周囲と価値観が合わなくなる。

疑問に思いながらも「私がやめると会社や仲間に迷惑がかかる」

と後輩は、しばらくはこなすように仕事をしていたようです。

ですが、やればやるほど疑問が増え、周囲に相談しても

「食っていくためには仕方ない」

という意見が多く、上司に相談しようとしても

「やることやってから意見を言え!」と一蹴される始末。

 

「やりがい」という仕事の質についての相談が

全くできなくなったようです。

そのため

次第に「自分が悪いんじゃないか」

「自分がずれているのかな」と自分を責めるようにもなり、

周囲との価値観が合わなくなっていきました。

迷った際は、立ち止まろう。自分を見つめ直し、軸を明確にさせる必要がある。

そんな後輩に私がしたアドバイスは、

まず

「迷っている際は、立ち止まろう。」

そして

「いったん自分を見つめ直し、軸を明確にしよう!」

です。

仕事というのは、別にやりがいなんてなくても

言われたことをこなしていればいい そんなふうに考えている方もいると思います。

しかし、後輩のように

仕事に責任をもって取り組むタイプの人材にしてみると

主軸となる「やりがい」

つまり

「なんのために私がこの仕事をしているのか」

ここが明確になっていないと、身が入らなくなってしまいます。

 

今回のケースで言えば、

会社の方針変更に伴い、業務内容も大幅に変更。

ノルマが追加され、それを達成させることが第一目標となりました。

 

しかし、後輩からすると、

「ノルマもわかるが、お客様に必要でないご提案はしたくない」

「やるにしたって、私もお客様にも納得してサービスを利用してもらいたい」

「こちら側の都合だけで契約するという騙すような行為はしたくない」

 

顧客第一主義 VS ノルマ利益至上主義

 

の狭間で後輩はすり減っていたわけです。

 

ですから、再度、己の軸は何なのかをともに話し合いました。

 

自分の価値観とやりがいを求め続けるのが正解!

話し合いの過程で、後輩は自分の本来の価値観を

重要視していこうという考えに至りました。

「いまの会社のやり方にはついていけない」

というよりも

「やりがいなくやっても、仕事したって意味がない」と。

 

私もそう思います。

仕事がお金を稼ぐ手段ではあるものの、

今の時代、モノも情報も溢れており、昔よりもはるかに豊かです。

増税や日本の経済不振から不安はありますが、

しっかり自分の価値や大切にしていることをPRできれば

いくらでも人材不足の世の中ですから、引く手あまたです。

 

無理にやりがいが得られない仕事をなんとなくつまらなくやるくらいなら

そんな自分の価値観を理解し、活躍できる環境に移ったほうが

よっぽど人生の質が変わると思います。

職場の環境は、自分の成長速度に影響を与える最高の因子。

子供は生まれてくる親を選べませんが、

転職の場合は、自ら調べて次の活躍する職場を選ぶことができます。

同じ業界や仕事でも

やはり働く環境によって、その仕事の充実度は全く違います。

 

自らの経験からも

もし、給料面で全く同じであるならば

働く環境の違いを重要視して転職活動をするべきだと

私はアドバイスしました。

 

まとめ

会社方針で業務内容があることは避けられませんが

全く聞く耳が持たれなかったり

「自分が変なのではないか」と考えに至るくらいに

孤立するような状況ならば、

やはり環境を変えるべきでしょう。

どうせやりがいなく業務をこなしていっても

いずれストレスが貯まります。

長期的にみて納得がいくと思えていないのであれば

時間がもったいないです。

転職活動にうつって、自分のやりがいをもてる環境を

探し始めるのが得策です。

 

今回の記事がなにかの参考になれば幸いです。

 

 

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