漢方薬はお湯で飲むべき?効果を引き出すための正しい飲み方とは?

最近は、中医師の学習を行ない始めたやくぱら♪さんの飼い主です。

せっかくなので、学んだ知識を綴るためにも

このブログに漢方薬のカテゴリを追加して

アウトプットをしていこうと思います。

漢方薬はお湯で飲むべき?効果を引き出すための正しい飲み方とは?

ここ数年間で、臨床上でも漢方薬が処方されるケースが増えてきています。

特に若い医師にその傾向が強い印象で、結構気軽に使っていると思います。

処方箋で書かれる漢方薬の多くはエキス製剤。

多くの方々は他の薬と同様、水でそのまま飲んでいるケースがほとんどです。

 

ですが、本来の漢方薬の飲み方としておすすめなのが

お湯(ぬるま湯)に溶かして飲むという方法です。

漢方薬をお湯で溶かして飲むべき理由

煎じる= 薬草・茶などを煮、その成分をにじみ出させる。煮出す。
漢方薬は、そもそもが煎じて飲むのが前提のくすりでした。
というのも、漢方では、次の考え方があるためです。
漢方薬は
味や香りに薬効を高める効果がある

「医香同源」

読んで字のごとく「香り」に効能があるということを表しています。
例えば、
芳香成分のもっている薬草(ハーブ)などは
香りに深いリラックス効果があったり、
心身のバランスを整えてくれるというような役割をもちます。

薬膳には「四気・五味」という概念がある。

また薬膳には、「四気」は「五味」という概念があります。
四気とは?
食税の性質を表す四気
性質特徴陰陽論
熱、温冷えを除く

身体を温める

どちらでもない。
寒、涼熱を冷ます。

身体を冷やす。

体調や気候に合わせて、その都度、食材を選択していきます。
例えば
熱証の方には、寒涼の食材を用いるのが良いとされ、
反対に寒証には、温熱の食材を用いるのが良いとされます。
五味とは?
五臓と対応する五味
五行
五臓
五味

五味が偏ると、五臓に影響を及ぼすとされているくらい

味に薬効を高めたりする効果があると漢方では考えられてます。

 

例えば

暑さで汗をかいている状態には、

酸味や苦味の収斂作用を期待し

梅干しやトマト、ゴーヤなどを食すと良いとされます。

 

逆に酸味や苦みを取りすぎると、

温熱を冷ましすぎることになり

便秘や肌の乾燥、体の冷えにつながります。

 

「医食同源」「薬食同源」

上記ではわかりやすく食材を例にしています。

すると

「食材と薬は違うだろ」ということをいう人がいます。

こういう意見を持っている人の思考はおそらく

「口に入れるもの=食欲を満たすもの」

だけにとどまっているのでしょう。

 

が、漢方では「医食同源」「薬食同源」といった考えもあります。

 

 

漢方薬は「生薬」という単位で構成されていますが

その生薬には

「生姜(しょうきょう)」

「桂皮(シナモン)」

という食材も使われているのです。

 

 

「食材には薬効がない」と考えるのは

現代人の西洋医学に偏った思考のせいであり、

古くから先人たちは

口に入れるものが身体を構成するわけだから

そこには、身体に薬のように影響するものがある

 

つまりは、

香りや味には薬効を一層高める効果がある

ということを知っていたわけです。

 

煎じて飲むのが本来の飲み方

話を本題に戻しましょう。

漢方は、エキス製剤が多く出回っていますが

香りや味に秘められた薬効をより一層期待するならば

水でそのまま飲むのではなく

お湯に溶かして飲むことをおすすめします。

 

お湯に溶かすことで、まず「香り」が発生し、

次に「味」も口全体に広がりやすくなります。

また

お湯自体も身体を「温める効果」もあるので

本来の薬効をより引き出してくれます。

この観点からぜひ

お湯に溶かして飲んでいただきたいと思っています。

やくぱら♪
ただし熱湯すぎるのはやめてね♪過度に暑すぎるのは逆効果になる場合もあるよ。人肌程度で十分だからねー♪

 

まとめ

漢方薬の飲み方について取り上げてみました。

 

臨床で働いている体感としては

多くの高齢者に対して

漢方薬は1種類くらいは大抵処方されている

といった印象です。

 

漢方一種類ということは少なく、

たくさんの錠剤に加えて

漢方薬が1つ2つ飲まれている。

こんな感じです。

 

体質改善目的で飲まれているケースも

多いですから、であるならば

薬効をより一層引き出す飲み方をなさって

いただければよいなーと思って

日々指導しています。

 

この記事を読んだ方で

「まだお湯で溶かして飲んでいない」

または

「溶かして飲んだほうがいいですよー」

と服薬指導していない方がいましたら

いまからでも溶かして飲むように伝えましょう。

結構効きが変わりますよ♪

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